暴落! 今年を象徴する年明け相場。

こんにちは!

         
私は90歳を過ぎた両親と同居しておりまして今日からディサービス(通所介護)がはじまるので準備をして送り出すのに大わらわでした。
在宅で介護をしているのですが、父親はうつ病を患っており最近は足も思うように動かなくてトイレなどは介添えが必要になってきました。


また、夜も睡眠薬と精神安定剤がないと眠ることができません。
また、母親は今年の8月ごろから急速に認知症が進んで、そううつ状態が極端に現れるようになり、物忘れもひどくなってきました。
いづれにしても、妻と二人がかりで世話をしているのですが、徐々にハードになってきました。しかし、二人とも在宅に固執しているため、手がかかっても家で世話をしていかなければなりません。
二人とも要介護 3と認定を受けているのですが、母親のほうはディサービスへ行くことを嫌がっているので、入浴を理由に何とか週に一回は出すようにしています。


私と同じような家庭環境の人はたくさんいると思いますが、・・・・
40数年勤めてやっと自由な時間ができて、さてこれからゴルフや趣味のカメラを、と思っていたのが全くできなくなりました。
でも、これが自分の運命と覚悟しています。・・・・・・・(( ノД`)シクシク…
正月早々泣き言で・・・・・スミマセン。


ところで、本題 !

「アップル」ショック。

3日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が反落し、前日比660ドル02セント(2.82%)安の2万2686ドル22セントで終えました。
昨日のマーケットの結果です。

米アップルが前日に売上高見通しを引き下げ、中国の景気減速やスマートフォンの需要減退への懸念が高まったことで、「アップル経済圏」の恩恵を受けてきた銘柄に売りが広がりました。
3日のアップルは最終的に142.19ドル(-9.96%)の下落で終わりましたが、アップル一銘柄でダウ平均を100ドル程度押し下げた計算になります。
この日アップルは当日の取引だけで約747億ドル(約8兆円)の時価総額を失いました。


また、アップルは「フェット銘柄」として日本でもたくさんの個人投資家が保有していますが、バフェット」氏率いるバークシャー・ハザウェイもアップルの約5.3%を保有する大株主ですので、この日の暴落で保有資産を2.2兆円(保有資産の35%)減少させることになりました。

今後の見通しについて

今回の「アップルショック」で株価は大幅下落し、米中の貿易交渉にも目立った進展がなく、貿易摩擦の悪影響が大きくなってきたようです。
1月中旬に本格化する米企業の決算発表で、2018年10~12月期業績の下振れや、弱い19年見通しの開示が相次ぐのではとの警戒感が強まってきました。
19年は米主要企業の増益率が8%と予想されており。S&P500種株価指数の構成銘柄の平均PER(株価収益率)は14倍台と割安な水準にはなっていますが、業績予想が下方修正されればPERは上昇し、割安感は消えてしまいます。


また、米政治の不透明感の高まりや米連邦準備理事会(FRB)の利上げなど、投資家心理を冷やす材料が山積となっており油断はできません。
いづれにしてもPER14倍は過去の経験則からしても下限に近く、決算発表の結果次第では反発も期待できるため、安易に売りを急がずに決算を見てから考えるのもどうかとは
思います。


また、今年は世界的に景気の減速モードに入り、欧州についても英国のEU離脱の合意期限の問題を含め厳しい状況にあります。
ただ、対中貿易協議の進展次第では中国は今年の後半あたりから一足早く回復基調に入るのではと予想しています。
世界が景気後退局面を迎えるのに対して中国は逆に回復基調に入ってくるかもしれないと思います。
中国の共産党独裁政権の意思決定は良くも悪くも迅速ですから、2008年のリーマンショックの時も世界が景気後退局面の淵に立っていた時に4兆元もの公共投資事業資金を投じて世界景気の回復に最も貢献したのは中国でした。


下のチャートは中国を代表するIT企業のテンセントの5年チャートです。      

150日移動平均を下値に回復基調にありMACDもリバウンドをみせています。
高値476ドルから現在301.6ドルと(-37%)の下落となっており長期の調整局面から抜け出しかけています。
香港ハンセン指数の代表的銘柄になっているので、対中貿易協議の進展次第では、また中国が景気回復のリード役になる可能性が充分あります。


ただ、2日に発表があった中国の12月の製造業購買担当者指数(PMI)の50割れや
アップルのガイダンスのような中国関連指標の弱さにあるように、中国当局が現在行っている刺激策が十分でない。あるいは有効でないとの見方もありますが。


私は、貿易協議の進展によってはもう一度トライを考えています。
(以前に2008年~2018年8月まで保有していました)


では、投資は自己責任で。よい投資を。

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