今年最初の取引は・・・・プラスで引けました。

こんにちは!
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前営業日の2018年12月31日と比べて18ドル78セント高の2万3346ドル24セントで終えました。
しかし、昨年末比で18ドル高と、力強い上昇とはとても言えない。「まだ昨年の悪い流れを引きずっているようだ」との見方が大勢でした。
昨日のマーケットの結果です。

  

金・原油価格が上昇しています。
円は大幅に円高方向に振れました。
日本株の1月4日の大発会は苦しい船出になりそうですね。


昨日の市場は、米中の貿易交渉が進展するとの期待に加え、米景気や企業業績からみた割安感からの買いが入ったが、中国の購買担当者景気指数(PMI)が好不況の分かれ目である50を下回ったとのアナウンスが入ると世界景気の減速懸念が意識され、一時はダウ平均は400ドル近く下げる場面もありましたが、原油先物相場の上昇に誘われる形でエネルギー関連株や景気敏感株が買われ、引けにかけ上げに転じました。


ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸し、同30.661ポイント高の6665.938(速報値)で終えました。アマゾン・ドット・コムやフェイスブックなど大型ハイテク株の一角が買われました。

テスラ モデル3の販売数、市場予想を下回る

また、本日はテスラ・モーターズが -22.68ドル(-6.81%)と大きく下げましたが、これには18年10~12月期のテスラの販売台数の市場予想値は9万1310台と会社側が発表した実績値は市場予想を1%下回ったこと。テスラが社運を賭ける量産車「モデル3」の伸び悩みなどが主な要因で、18年10~12月の販売台数は6万3150台と市場予想(6万5300台)を3%下回りました。
テスラでは販売への影響を抑えるために2日から米国での販売価格を全3車種一律2000ドル引き下げるとの発表をしましたが、モデル3の販売が市場の期待ほどには伸びず、値下げによってかえって収益が悪化するのではとの懸念も広がり、2日の米株式市場で大きく売られました。

アップル売上見通しを下方修正

米アップルは2日、2018年10~12月期の売上高が当初予想よりも5~10%低い840億ドル(約9兆1600億円)にとどまる見込みだと発表しました。中国でのスマートフォン「iPhone」の販売が低迷したほか、ほかの先進国でも新機種への買い替えがアップルの予想に達しなかったのが理由です。
2日にティム・クック最高経営責任者(CEO)の投資家向けの手紙を公表したところによると、アップルは昨年11月末の決算発表の際に、10~12月期の売上高を890億~930億ドルになると予想していた。それでも当時の市場予想に比べると弱く、12月を通じて株価が下落する要因になっており、とりわけ、量販機種として発売した「XR」の不振が目立ちました。

モメンタム取引の拡大とファンダメンタルに及ぼす影響

         

最近、特に10月以降の市場のボラテリティの大きさについてですが、この動きが本来のファンダメンタル(基礎的条件)の前提を変えてしまったとみるアナリストがあります。
AIによる自動取引などの拡大によって市場のマインドが一つの方向に過度に傾いてしまい
逆資産効果や消費者の心理悪化といった形での株安が株安の連鎖を生みだす展開が極端に現れる動きが出てきているといいます。
実体経済はしっかりしていて、企業業績も悪くないにもかかわらず、突然大きくマーケットを下落させるウェーブがおきる。
2008年のリーマンショックのようインパクトがマーケットの中だけで瞬間的に現れることがあるかもしれない。
今年は、そんな心配のある年かもしれません。


これは私の個人的な感想です。
そうじゃないと思われる方は聞き流してください。



では、よい投資を。

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