投資スタンスの概念について

お疲れ様です。


暦の上では大寒に入っているにもかかわらず、雪が少ないですね。今朝のニュースではニューヨークでは-14度の寒波が襲来してると「モーサテ」で流していました。

     


【中国の景気減速報道が多くなってきました。】
中国経済の減速が、新聞紙面や経済ニュースでも大きく取り上げられるようになってきました。
2018年の実質成長率は6.6%と28年ぶりの低水準で18年10~12月期は6.4%に落ちました。中国の債務問題も尾を引き、19年も成長の下振れは必至です。



中国の通年の成長率は天安門事件の余波で経済が低迷した90年以来の低水準で、昨年10~12月の成長率はリーマン・ショック直後の09年1~3月以来9年9カ月ぶりの低さとなります。
例えば、小売売上高の伸びは春先の9%から11、12月は2%台に失速。物価上昇を考えると実質ゼロ成長まで低下します。
輸入も10月の21%増から12月は8%減に一気にマイナスに転じ、卸売物価指数の上昇率も12月は0.9%まで縮みました。
秋からは主要製品の生産量も落ちこみ、ロボットや工作機械など米国の追加関税の対象製品のほか、スマートフォン(スマホ)や自動車の生産も前年水準を下回った。販売不振で製品在庫が積み上がり、減産を迫られたとみられます。  

   
  足景気の減速は中国経済が厳しかった15年の水準近くまで悪化してきているが、15年の時は国有企業がおもに景気の悪化を受けたのとは違って、18年は輸出依存度の高い民間企業や外資企業が苦しい状況に追い込まれています。


多くのエコノミストは19年の中国の成長率を6%強と見込んでいますが、6%を一時的にでも割り込めば中国政府はなりふり構わない対策を取る可能性があるとみています。   


長期投資と短期投資についての考え方について】


ブログを読んでいると、よく長期投資と短期投資についての記述を目にするのですが、
投資家の皆さんの中では投資のスタイルについて明確に決めている人が多いようです。
大別すると
  1. 長期投資・・・・・
  2. 短期投資・・・・・
  3. 銘柄集中投資・・・・・
  4. 銘柄分散投資・・・・・・
  5. グロース株中心・・・・・・
  6. 高配当バリュー株中心・・・・・・・・
  7. キャピタルゲイン重視・・・・・・・・
  8. インカムゲイン重視・・・・・・・
  9. 個別銘柄中心・・・・・・
  10. ETF中心・・・・・・・・
  11. 一括買付方式・・・・・
  12. 積立買付(ドルコスト法)方式・・・・・・・
  13. ハイブリッド(個別株+ETF+ETF等)方式・・・・・・・
年齢や、性格、運用資産や収入、家族構成、生活地域、職種などによってそのスタイルは様々だと思います。ギャンブルの好きな人や、仮想通貨を保有している人などは(2.3.5.7.9.11.)あたりが該当するかと思います。

私はこの年齢になってやはり思うことはもっと早く投資という世界を知っていたらと深く反省はしています。
今の若い人たちの中でこの投資の世界にいる人たちはとても幸運で賢いと思います。
いや~、そうじゃないですね・・・・・・・・・
今の時代は、投資に向き合うのは生きていくための必要条件になるのかもしれませんね。

私は今の若い投資家の人たちは何よりも貴重な財産を持っていると思いますよ。
それはほかでもない・・・・・時間です
ウォーレンバフェット氏が莫大な資産を築くことができたのは、類まれなる投資の資質によるものではありますが、時間を最大限に活用できたことも大きな貢献を及ぼしたことは間違いありません。

以前にも話したことがありますが、かのアインシュタインをして言わしめた「20世紀の最大の発見は複利である」。この複利の効果は時間とともに絶大な威力を発揮します。


従って、もし私にもっと時間があれば、投資スタイルは(2.3.5.7.9.)を選択します。
何故なら、失敗しても取り返せるリベンジ・チャンスがあるし、年を取ってある程度まで資産が増えたらリスクを低減させる運用スタイルに変えていくことができます。


ところが、私はもうシニアです。・・・・10年先は読めません(認知症か、病死か)
したがってそのような投資はできません。


そこで
【私が取り入れている投資方法】
私は投資については、長期とか、短期という捉え方でみるのは自分には当てはまらないと考えています
まず第一に、長期という期間がわかりません・・・・・・5年なのか10年なのか
だから、長期投資とか短期投資といった概念は持ちません。


それに、損切り(売却)ルールを定めていれば長期も短気もないのだと思っています。自分で決めた損切ラインを下回れば売却するし、下回らなければ下回るまで保有するので結果的に長期投資になるのですから。


よってグロース株でも大きく下がらなければ長期投資になります。
保有資産についてもそんなに多くは持ってませんし、生活資金とは分別管理しているのでこれはと思ったらハイテク・グロース株にも手を出しますよ。
先日書いたセールスフォースやアマゾンはチャンスがあれば買いたいと思っています。


つまり、重要なことは銘柄選びと買値であり、選択する場合の選択基準をどこに設けるかということが一番重要と考えています。
私は、売却のためのルールは明確にしています。
詳しくは以前に投稿しました下記のブログをご覧になってください。



繰り返しますが、重要なことは売却のルールを守ること。売った後に株価が上がろうとも振り返ったり後悔したりしないことです。
ルール 1. 損切は買値から8%下落したとき(特別な理由がある場合を除く)
ルール 2.買付後の最高値から15%下落したとき(特別な理由がある場合を除く)


下落の理由は個別の理由は(決算業績の悪化、信用問題等)や市場の暴落であろうとも、例外は設けないで下がった場合は即時撤退して、一時避難をします。
※ このことは、リーマンでの -60%という損失からの大きな教訓にしています。


以上のように非常に明確なルールにしていますので、一番の問題は買付け銘柄以上に買付け価格になります。


ここで重要なのがチャートになりますが、私はチャートパターンを見て買いタイミングをつかめるようにしたいと思っています。・・・・・というのはまだ、しっかりとそのタイミングをつかむことができていないからですが、勉強してできるようにしたいと考えています。


売買タイミングについては、いろんなタイミングパターンがあります。「取っ手付きカップ」のチャートパターン、「取っ手付きソーサー型」「ダブルボトム型」「平底型」などです。


最後に、愛読書のオニールの著書からの一部を引用します。

賢者への警告

ここでひとつ重要な助言をしたい。弱気相場ではあなたが買いパターンを見つけたと思っても、ほとんどが不完全であるからかいを仕掛けてはならない。大抵失敗に終わる。

弱気相場の株価と出来高のパターンは不完全で、不安定で、人の目を欺くものだ。市場全体が力を失い売りが先行している時期である。だから辛抱強く待ち、研究を続け、来るべく強気相場に備えて準備万端にしておくしかない。人々の希望が潰え、悲惨な状況に包まれたと思える時、冬はついに過ぎ去り、素晴らしい新たな強気相場が息を吹き返すのである。


最後に、オニールの言葉を添えます

—自由の国において成功するのは簡単だ。仕事と勉学に励み、そして賢い貯蓄と投資法を学ぶのだ。だれにでもできる。あなたにも、きっとできる。—

つまり、弱気相場の時は底を見極めることが難しいから、焦って手を出さないほうがいいということですね。


私も、勉強途中です。もし、参考になるところがあれば幸せです。


では、みなさんもいい投資を !

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