2019年2月末の運用状況報告

こんばんは!


最近は、昼間が何かと忙しくて思うように時間が取れないのでブログ原稿の作成が夜になってしまうことが多くなりました。


なるだけ決めた時間に投稿したいと思ってはいるのですが思うになりません。


映画も昔から好きで、リタイアしたら見たいと思っていた映画もなかなか見る時間がとれません。


一般的にリタイアすれば、自由に優雅な時間が過ごせると思っている人も多いかもしれませんが、現実はなかなかそんなうまい具合にはいきませんよ。


特に田舎に住んでいると地域や近所との結びつきが強くて、何かといろんな役回りを押し付けられます。


そんな中で、2月は狩猟で毎朝6時半ごろから「括り罠」の見回りを数人でおこなっていました。


私の住んでいるのは田舎の山に囲まれた地域ですので、イノシシやシカが多いのです。


読者のみなさんは「個体数調整」というのをご存知ですか、個体数調整?? そうです、いわゆる駆除です。


秋から冬にかけて の狩猟期間になると、農作物など人の生活に関わる被害を防ぐために
決められた頭数までは狩猟捕獲が認められているのです。


対象は「ニホンジカ」なんですがイノシシが罠にかかるときもあります。


岐阜県を含め愛知、三重では「豚コレラ」の問題で、現在はイノシシの捕獲は禁止になっているため罠にかかった場合は役所に知らせた上で殺処分の許可を受けます。


シカは個体数調整対象になっているため、捕獲すると報奨金を受けることができます。


2月は、私たちの地域でも7頭のシカと1頭のイノシシを捕獲しました。


捕獲したシカは捕獲証明を役所に提出したら解体業者に引き渡して解体し、食肉用として処理されます。


本来のテーマとは違うのでお話はこの辺にしておきますが、リタイアしても望んでいたような自由な時間を持てることはないです。


まして私には90歳を過ぎた高齢の両親の介護 !


いわゆる「老老介護」がありますから、なにかと大変です。


さて本題です。
2月も1月同様に順調な結果となりましたが、ブログでもお話ししているように経済統計や地政学リスクなど不安要素を上げれば枚挙にいとまがありませんが、株価は順調に上値を伸ばしています。


今年になってからの指数の動きと私の保有資産の推移状況です。


重要指標のS&P500種指数は2月は+80.37ポイントで前月比+3%、2018年12月末比では+277.64ポイントの  11.1%増となりました。


対して、私の保有資産は前月比+3%、前年末比+5%と指数を下回っています。


2月末段階におけるポートフォリオのグラフです。

ピンクの網掛けが個別株、黄色の網掛けがETF、ベージュが現金及び同等物となっています。
構成比は、個別株35%、ETF40%、現金等25%、とバランス分散させています。


3指数の中ではナスダックが前年末比+13.5%と一番上昇率が高く、これは今年になってハイテク株の戻りが強かったことを示しています。


従って、バリュー株投資よりもグロース株投資のほうがパフォーマンスが高かったということを示しています。


最近のマーケットでは、高値警戒感もあってここ3日ほど指数は下げてきていますが、昨日の米経済指標の発表で2018年の10-12月期の実質GDPが+2.6%と減速しました(前期 +3.4%)が市場予想は上回りました。


また、米シカゴ購買部協会が発表した2月の景気指数(PMI)も予想以上に上げ、景気拡大局面の10年目にして潜在成長率を上回る伸びを確保し、1年2カ月ぶりの高水準となりました。


今回は、政府機関の閉鎖により発表が一か月遅れたため、速報値と改定値を統合した数値が発表されました。


GDPの約 7割を占める個人消費は株価下落や政府閉鎖がひびき+2.8%に減速しました、ただ前の期に大きく減速した設備投資が+6.2%と持ち直し、全体の下支えとなりました。


さらに2018年通期の実質GDPでも+2.9%と3年ぶりの高い伸びになりました。


また、ここにきて為替が円安方向にうごいて111円台に入ってきましたが、これも高い伸びを見せたGDPの影響で長期金利も上昇して2.7%台になったことでドル買い円安の動きが加速しました。


昨日のマーケットでの個別の動きで目に付いたものは、薬価引き下げや医療制度改革の不透明感から、ユナイテッドヘルス・グループなど医療保険株への売りが前日に続いて起きました。


特にユナイテッドヘルス・グループは26日の株価262.98ドルから28日の242.22ドルまで二日間で20ドルほどの値下がりとなりました。


今日はもう一つ、目に付いた記事で

「ヘッジファンドの帝王」レイ・ダリオ氏の「心変わり」について。

お知らせしたいと思います。


総額運用資産1500億ドルの世界最大の巨大ヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツを率いる同氏はかねてから、かつてない規模にまで拡大した所得格差や欧米を中心に拡大するポピュリズムや先進国における生産性の低下など、市場を不安定にさせるマイナス要因に警告を発しており、市場が「事業および短期的な債務サイクルの末期」にさしかかったと確信しているといっていたのが、今回交流サイトへの投稿で、これまでの50%強としていた「次の米大統領選までに景気後退に陥る」という予想確率を35%に引き下げました。


また、米連邦準備理事会(FRB)が年初にかけての株安に対して見せた利上げへの慎重姿勢からはこの先、景気の減速感が強まる場合は2%を下回る水準まで利下げし、量的金融緩和(QE)を再開する可能性が高まったと指摘しました。


2020年の大統領選までは残り約1年半。「不況の確率35%」が高いか低いかはさておき、早くから米景気や株式市場に弱気姿勢を示してきた大物投資家のこうした"心変わりは安心材料になりますね。"


ブリッジウォーター・アソシエーツとは !
米コネチカット州にオフィスをもち、世界最大級、あるいは世界一のヘッジファンドと評され、HFM Absoloute Return社が発表した2017年の運用資産残高(AUM)ランキングでは1247億ドルで1位となっています。


米国最大の年金基金カルパースをはじめ、ハートフォード生命など大物機関投資家からも資金を預かるなど評価が高いヘッジファンドです。


また、基本的にはこれら大口の機関投資家以外を彼らは顧客にはしていないとのことです。


以上ですが、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


最後に、今回も引き続き応援のプッシュをお願いします。

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