株式投資に求めるもの

人は何故株式投資をするのだろう・・・・?

 「まず第一にお金を儲けたい。」
                    

多くの人は「そんな分りきったことを !」と思うかもしれない。
しかし、ひとりひとりの投資への思いをもう一歩深く探ってみると、
ことはそれほど単純ではないようです。


「お金を増やすことに興味はなかったが、友人から勧められたから」とか「親戚から勧められた」等、人間関係が背景にある場合もあるし、また「ボケ防止のために投資をしている」という人も案外多いそうです。


朝から新聞を読んだり「モーサテ」や「日経モーニングプラス」を見たり、ネットで株価を調べたり、海外株を取引している人はアジア、欧州、米国の市場動向を確認したりで、それだけで毎日がかなり忙しくなります。


定年退職して、比較的時間に余裕が出てきたシニア層にとっては、儲けるよりも自分を"忙しく"するほうが重要という人もいるかもしれません。(私は、違うけど  )
むろん、損するのは嫌だし儲けられたらなおいいことに間違いないのだけど、
株は"ボケ防止"という人はけっこう多いようです。


もっと若い人でも、趣味や勉強のために投資をしている人は多く「投資をすると経済の勉強になる」「将来や老後のために、今ある貯金を少しでも増やしたい」「将来の夢の為に、今のうちに投資をして少しでもお金をためておきたい」など多種多様です。


ただ、動機はどうであれ認識しておかなくてはならないことは、株価の動きは自分の知恵や理解を多くのケースにおいて大きく超えるものであり、投資は本来、非常に難しいものであるということです。


昨今、少子高齢化が急速に進む中で老後の不安が台頭しており、将来の年金に対しての不安も大きくなってきています。
私もプロフィールに書いているように年金だけでは厳しく、節約優先の生活を余儀なくされています。
現役時代とは生活も大きく変わり、なんといってもお金に対する考え方が全く変わりました。
そのことは、また後日お話ししたいと思いますが、株式運用は年金での不足分を補填するということが第一の目的であり、本来であれば運用利益は再投資に回して資産を増やすことが将来に向けての資産形成の大前提なんですが、今は儲けた分を生活費に回しても資産を目減りさせないということを目標にしています。
このままでは、今年は厳しい結果になりますが・・・・・


投資は本来は非常にむつかしいということ

現在のマーケットにおいては、大手の機関投資家たちが莫大な資金をもって市場を動かしています。
つまり、インデックスを構成しているのはこれら機関投資家なのです。
彼らファンド・マネージャーは常に「高い利回り」を追求しています。
「安定」を売り物にしているファンドにおいても、その目標は「安定した"高い利回り"」なのです。
そんな資金が世界市場を駆けまわっているのです。
我々個人投資家はマーケットという大海では「小舟」にすぎません。
高度なテクノロジーと知能、膨大な資金と情報量をもって市場を動かしている彼ら「プロ集団」に我々のような素人が勝てるはずはありませんよね。


ならばどうする・・・・・

だから、私たちのような個人投資家は「余裕資金」で参加しなくてはなりません。


・・・・・・・・・・これはとっても大切なことです。


それを間違うと、大きな代償を払って市場から追い出されることになります。


つまり、そういうことを踏まえて、チャールズ・エリスやバートン・マルキール、ジェレミー・シーゲルが言うように「S&P500のインデックス指数に連動したETF」を保有することが最適解だということになります。


でも、わかっているけどやっぱりつまらないと思うのは未熟なのでしょう・・・・・・・
それとも、それが人間の感情なのでしょうか・・・?


どうか皆さんも、よい投資を・・・( ^)o(^ )

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