年明け好調。ここでもう一度投資姿勢の確認をします。

おはようございます。
昨夜のニューヨーク市場ではダウ工業株30種平均は5日続伸し、前日比122ドル80セント(0.5%)高の2万4001ドル92セントで終えました。

       


米中政府が9日まで開いた次官級協議を順調に終え、貿易摩擦への懸念が後退している。
FRBのパウエル議長は10日、金融市場の変動が大きさに言及し「必要があれば素早く、柔軟に政策を変更する」と強調したことで、市場の安心感につながり株価が続伸した。
昨夜のマーケットの結果です


   

また、トランプ氏が国境の壁問題で思うようにいかない腹いせにスイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)を欠席するとツイッターに投稿しました。
威嚇や恫喝によって自分のわがままを押し通そうとする「ジャイアン」ぶりは相変わらずです。


さて今日は、今年はとても厳しい年になると思うため、改めて投資に対する考え方を再確認する意味で取り上げてみました。

自分に合った投資手法を決めておくこと

株式投資をやっている人たちは、それぞれに自分の手法を持っていると思います。短期投資から長期投資、グロース株投資からバリュー株投資、キャピタルゲイン優先からインカムゲイン優先、個別銘柄中心からETF中心など多種多様な方法があり、投資している人においても気の短い人からのんびり屋さんまでそれぞれです。
また、運用している資金の大きさにおいても資金量によっても投資手法は変わってきます。
ブログを見ている人においても、自分の考え方にマッチしている方法を確認したり、違う方法を知ることでそれを取り入れたり否定したり、ようは自分が共感できる人のブログを読んで自信や確信を少しでも持てるようになりたいと思うんですよね。


最適解は簡単に言えば儲かる方法が正しいのかもしれませんが、あくまでも儲けは結果論であって、よく言われる「未来を見通す水晶玉はない」と同じように、株式投資に絶対はないということです。


儲かったらこれが正しいと思い込んでしまうのですが、それが常に成功するとは限りません。
アマゾンのようなグロース株に集中投資をすれば絶対に儲かったのでしょうが、だからといって、これからも儲かるとは誰も断言できませんよ。


2008年のリーマンの時のような暴落は人間の思考を停止させてしまい、衝動的に回避行動をとるか神にすがるかのどちらかの選択をしてしまいます。それが人間の性なのです。ある意味、このような状況下でも運用に成功する人は人としての何かが欠落しているか優秀すぎるかのどちらかですね。(ごめんなさい! 私は失敗して損してるので、少しひがんでいます(*'ω'*))


つまり、重要なことは自分が納得できる方法論を確立させること、常にその方法をチェックする仕組みを持っていることが大切だと思うんですよね。


前置きが長くなりましたが、私は個別株、ETF、現金と常に一定の比率を持たせるようにしています。個別株の中身もグロース株とバリュー株の比率も決めるようにしています。
このようにバランスをとることでプラス面よりもマイナス面を重視するようにしています。つまり損失回避に重点を置いているのです。


この考えを強くしたのは、2002年のネットバブルの時と2008年のリーマンショックの時の手痛い失敗によるものです。


銘柄選択の基準は長くなるので割愛しますが長期にわたるEPSの成長率を一番重要な指標に置いています。

具体的な手法について

年が明けて以降、アマゾンやネットフリックスを中心にハイテク株の持ち直しが出てきています。
私も、自分の持ち株以外に仮想のウオッチリストをつくって常に持ち株との比較と値動きを見るようにしています。
私の保有銘柄構成は、グロース銘柄、バリュー銘柄、ETFを状況に応じて調整をするハイブリットタイプのポートフォーリオにしています。


市場の流動性の変化に対応できるよう、一方向に偏らないように意識はしていますが、
比較としてS&P500指数、ナスダック指数、その他にウォッチしている銘柄で構成したバーチャルポートフォーリオとの比較競争をしています。


年初来の仮想ウオッチリストが好調で、負けっぱなしでちょっと焦りが出始めていますが、基本方針に沿って惑わされないように気を付けてます。


9日時点での保有銘柄仮想ウオッチリストは以下のとおり

実際の保有銘柄リストです。つづいて

仮想のウオッチリストです。つづいて

昨年の11月末以降のニューヨーク指数の動向と、私の保有しているETF、更に保有資産の増減変化とウオッチリスト資産の増減変化を表にしてみました。

保有資産の1月9日の金額がS&P500に劣後しているのは配当重視のETFのHDVと消費関連のETFでXLPが含まれていることで比率を引き下げているからです。


ここから読み解けるのは

  1. 12月の下落は特定の銘柄群に偏ったものではなく全体銘柄が下落したといえる。
  2. 年明けの上昇銘柄はハイテクを中心に上昇した。特にハイテクの大型株に買いが集まったといえる。
  3. 上の表には記載していないが、ウオッチリストの銘柄で、アマゾン、アリババが昨年末比 10%、エヌビデア、セールスフォースが 6%強上昇した。

ハイテク銘柄の中でアマゾンなどの一部銘柄に購入資金が流れた原因の一つに、アップルの下落が影響しているようです。アップルの売却資金がアマゾンなどに流れ込んだとみられています。アップルは9日時点で高値から35%の下落しています。


結論として

  1. 競争指標を設定して比較するようにする。対象指標はS&P500、次にナスダック指数、仮想ウオッチリスト
  2. 指数をアンダーパフォームした場合と、オーバーパフォームした場合の原因を把握できるようにする。指数からの乖離幅が大きくならないようにチェックする。
  3. 市場の変化に応じて適時にリバランスをおこなうが、基本方針からの大きな修正は避けるようにする。
  4. 一番重要な点になるが、株価の下落時での売却は定めたルールに沿って迅速におこなう(基本ルール  高値15%downでcheck 買値 7%downで一部売却15%down全売却) 
  5. 長期・短期の投資期間設定は考えない。
  6. インカムゲインを重視する投資手法はもともと配当の再投資による複利運用を目的にするので長期投資が基本である。シニアには最も適した投資法だと思うが、売却ルールを設定している以上、長期、短期には拘らない。   

以上、ブログ投稿されている人たちは大半が配当目的の長期投資家が多いようですが、
投資はそれぞれの考えに沿って行うものであり、最適解は本人が納得して決めたものであるということだと思います。


私も、ブログに投稿を始めて一か月になりますので、生意気ですが思いを述べさせてもらいました。


私のような考えは少数派だと思いますが、同じように考えられる方が見えたらうれしいです。


では、みなさんいい投資を !

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