米国の景気後退入りが濃厚です。

12月相場はリセッションを読み込み始めたのだろうか

            

14日も大幅に下げましたね。
私の運用成績においても一日の値下がり率の大きさにおいて、今年4番目の大きさになりました。もちろん一番下落率の大きかったのは10月10日です。


でも、私の資産額は14日でついに今年最低額を記録してしまいました。
14日と年初来のニューヨークの各指数の下落率は
              

  対し、私の資産の下落率は12月は 95.6%  年初来は 92.6%でした。
但し、この金額には生活費補填の為の払い出しは除いているため、これを含めると
年初来は 96.4%まで改善されます。(気休めですが('ω')ノ)
また、今年度の一日下落巾を記録していまして 2000$以上の下落があった日数は以下の通りです。

                     

以上のように、12月の下落金額、日数ともに3日と今年二番目の悪さとなっています。


ちなみに、私の投資金額は$ベースで110,000$ほどですが。
私の住んでいるところは岐阜の田舎町ですから、私のように投資をやっている人は私の周りにはいませんし、まして米国株になると話をするような相手すらいません。
もちろん、そうした地域背景の上に高齢の両親を抱えているので介護費用や、医療費の関係でリスク資産のウェートをそれほど高くするわけにはいきません。


従って、妻と相談した上で万一を考え、運用資金は20%~25%までにしています。


14日の下落については全体的に悪かったけれど、特にJNJの下落が大きかったのです。下落の理由はベビーパウダーの原料タルク(滑石)にアスベストが含まれており、それが原因で卵巣がんになったという女性22人から訴訟を起こされていた問題で、「卵巣がんが引き起こされる事実はないものと認識している」との姿勢を取り続けていたJNJでしたが、14日にロイターが報じたところによると、実はJNJ側は数十年に渡り原料にアスベストが含まれている事を認識していたとの事。


これが嫌気されて大幅下落となりました。


インデックス指数と競ううえで特に重視しなければならないことは、個別銘柄の選定以外にもポートフォリオのバランスをいかにするかということがとても重要に思います。


確かにグロース株は反発力が強いですが、下落率も大きくなり、下落時のダメージははるかに大きなものになってしまいます。


「指数に負けない」「利益よりも損失リスクを優先」という二つの課題をクリアーすることが何よりも最優先と年初に決心していたのが、ついつい利益優先になってしまいグロース銘柄を予定以上に増やしたことがいけませんでした。
これが10月の結果に結び付きました。

2019年、2020年は非常に厳しいと思われる


14日の「モーサテ」の中でウォールストリートジャーナルから、アメリカ企業のCFOの半数近くが、19年末までに景気後退入りを予想、更に8割以上のCFOが20年末までに景気後退入りをするとの予想が出ていました。


調査責任者は、市場のボラテイティー上昇や成長を下押しする保護主義の台頭、過去50年にわたり景気後退を正確にわ即してきたイールドカーブのフラット化など、景気後退の条件がすべてそろってきた。と言っています。


私の中では、ITバブル、リーマンショック、チャイナショック、等の痛みを経験しているので、景気後退は間違いない為、どこから始まるかを冷静に判断して備えたいと思います。具体的にはどう行動するかはまだ決めてはおりませんが。

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