年明けのマーケットの状況は・・・思ったよりいいですね。

おはようございます。
年が明けて一週間、取引も5日目が終わったところになります。
株価は1月3日の下落のあと、大きく反発しましたね。

     

一時売り込まれていたハイテク株にも資金が入りアマゾン、ネットフリックスを中心にハイテク株が持ち直してきました。
さて、昨夜のマーケットは3日続伸で「底入れの兆し」の期待広がってきました。8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、昨年12月中旬以来の高値を付けました。米中の貿易協議が進展するとの期待から中国事業の比率が高い銘柄を中心に幅広く買いが入り優勢となったようです。
昨日のマーケットの結果です。


  

昨日の市場をけん引したのは、米中貿易協議が進展するとの期待感から航空機のボーイングやアップルなど中国関連銘柄でした。
また、ここにきて金利の上昇が落ち着いていることでアマゾンなどのハイテク株も市場のけん引役となってきています。また、急騰していた円も少し落ち着きを見せ始めているようですが、この先はもう少し円高方向へ進みそうです。
韓国のサムスン電子の低調な四半期決算の発表を受けてマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株は総じて下げました。
見本市での話題となって株価が上昇していたエヌビデアもこの日は-2.5%と売り押されました。


年明けて一週間が過ぎたところで、昨年の12月末との比較を指数及び自分の保有資産とあわせてみてみたいと思います。
まず、各指数動向について

各保有銘柄とも、ほぼS&P500指数と同じとなっている。続いて8日時点の保有資産です。

やっと含み損が消えた状態になりました。


じつは1月3日の下落でQQQとXLPが売却ラインに引っかかったため、売りをかけるつもりだったのが、父親の介護のため手が離せなくなってダメでしたが、それが幸いして4日には上昇して息を吹き返しました。
しかし、現在でも警戒ラインにあるため引き続き注視をしていくつもりです。
現在は全資産の40%ほどが現金の比率になっていますが、今後 50%以上まで現金の比率は上げておきたいと思っていますからたとえETFでも、下がればためらわず売却を決行していきます。


それに、ことしのNISA枠を使って再購入の時期が来たら買戻しをおこなうつもりです。私は、NISA枠はすべてETFだけにするつもりでいます、その理由はETFならば売買手数料がかからないからという単純な理由で、配当金を少しづつ買付に充てていきます。


今日は保有銘柄のビザについて取り上げたいと思います。
   
1年チャートです。

 
年明けからチャートの動きを見ていて4日時点では75日移動平均線と200日移動平均線がDクロスして売り転換に変わりそうなチャートパターンになっていましたが、その後の株価の持ち直しで、中期と長期に乖離が見られ上向きになりつつあります。
モメンタムもマイナスから一気にプラスに切り替わり、このままマーケットが好転すれば波に乗る態勢にはなっているようです。


このチャートパターンはアマゾンにそっくりです。アマゾンはWボトムを形成後、急激に株価を戻してマイクロソフトを抜いて時価総額で世界一になっています。
下がアマゾンの一年チャートです。モメンタムが急上昇しています。

     

「W」の真ん中の高値を抜けたところが「買い」ポイントだとオニールは著書で書いています。
つまり、ビザであれば140ドル、アマゾンなら1700ドルを抜けたあたりが買いポイントになるということです。(このチャートの動きからするともう遅いような気もするけど)


続いて、下の表はビザの四半期EPSの3年間です。

売上成長率もしかりですが、EPSが順調に伸びており一度も市場予想を裏切っていないのがすごいと思いませんか。すべての期間において市場予想を上回っているため、市場環境が落ち着けば株価は順調に伸びると思います。

こちらも過去一年間の売り上げとEPSの市場予想と実績です。不安定な2018年相場においても堅実に売上とEPS伸びており、市場の予想をすべて上回っていることが確認できます。


ファンダメンタルを測るうえでの指標は各種ありますが、私はEPSの安定的な伸びが市場の期待を常に上回っていることが何より重要と考えています。


ビザはマスターカードとシェアを世界で二分する巨大企業で、今後の電子マネーを含めたキャッシュレス決済システムにおいても中核をになう主力企業で、「ワイドモート」を確立できている数少ない企業の一つとして保有を続けたいと考えています。


ワイドモートといえば、現在「アマゾンエフェクト」という造語すら語られるほど明確な「ワイドモート」を確立しているアマゾンへの思いがあります。


アマゾンの圧倒的な市場支配力は従来の投資尺度では測れないと思っています。
株価の先はわかりませんが、これからの世界経済の中心的な企業であることは間違いありません。いつかはまた保有したいと思っています。


では、みなさんもよい投資を !

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