弱気相場で思うこと・・・・・きのうの続きです

こんにちは!
軟調な地合いが続く中での週末です。
今年もいよいよ来週一週間で終わりになりますが、来年へのステップにつながるよう最後の週は上昇して有終の美(?)を飾りたいものです。

     


昨日の続きです。
来週は24日がクリスマスイブ゙で半日取引、25日がクリスマス休場で年内は31日を含め4日間と半日の取引となります。
さて、どうなるでしょう。


相場に影響を与えるニュースの一つとして、米連邦予算の一部が22日午前0時(日本時間同日午後2時)すぎに失効し、一部の政府機関の閉鎖が始まったようです。
予算の失効による政府機関の閉鎖は今年3度目となり、トランプ政権下の政治の機能不全を象徴。1月に3日間、2月も短時間、予算切れがおきました。
このような事態(年3回の失効)は1977年のカーター政権以来の異常事態となるそうです。


また、対中貿易関税問題での「90日交渉期限」の問題もナバロ大統領補佐官(通商担当)が期限内の合意について「険しい」と述べたことで、難しい局面が出てきている。
22日の日経のインタビューで、厳しい口調で中国を「中国はサイバー攻撃などで、産業の支配をもくろんでいる」と批判しています。
また、トランプ氏はFRBのパウエル議長の解任を求めているようです。株価下落の原因をFRBの金融政策に押し付けようとしています。
「まさに人災ですね!」


保護主義や政治的独善がここまで経済に影響を及ぼすとはだれが想像したでしょう・・?
そういう意味で、今までの景気後退とは違って今回の相場下落の底を予想するのはとても
難しくなっていると思います。
通常のリセッションは1年半~2年ほどといわれていますが、2020年には間違いなく景気後退に入るといわれています。
政治的混迷と、世界リスク、更には景気後退と長く暗い低迷期になるかもしれません。


これは個人の主観ですが、さらなるリスク認識は重要だと思います。


「ハイテクはもうダメなのかな・・・・・・」

私のハイテク銘柄保有分の今年1年間の株価推移表です。
一番下の黒いラインはS&P500指数です。年初来-9.6%と下落しています。
持ち株のハイテク銘柄は、アマゾン、マイクロソフト、ビザ、の3銘柄でしたが、アマゾンは売却しました。
下の表は、これら3銘柄の買値と今年の年初来の株価の動きをまとめてみました。

アマゾンについては高値から32.5%の下落となっています。
ハイテク優等生のマイクロソフトやビザも高値から15%~17%ほど下げてきてます。
これらが、20%下げるようであれば、いよいよハイテク業界全体が弱気相場入りということになると思います。


そうなれば、抜本的に投資戦略を見直さなくてはならないと思います。
さて、どうなることでしょう・・・・・・・・?


最後に、保有銘柄のひとつETFの代表格であるVTI(バンガードストックマーケット)の運用状況をご覧ください。

8月の最高値から下落して直近の株価は-16%と大きく下落しています。


自身のブログを振り返り、ちょっと悲観的な内容が多すぎるとは思いますが、危機意識を持つことはリスク資産を運用すする上では重要と考え、あえてお話ししています。


読んでて気分の悪くなる方はスルーしていただければ結構です。


最後まで、ありがとうございました。


もし、少しでもよかったと思われる方はプッシュをお願いします。

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