不安の中の12月相場・・・・

おはようございます。
この間、公園で見かけたかわいいワンちゃんのファミリーを見かけたので思わず一枚撮影させてもらいました。

            

不安定な12月相場を迎え、世界同時株安の状況が表れ始めています。
後半を展望する上での不安を和らげるために過去のデータをひも解いてみました。
 (今年のようなケースではほとんど気休めにしかならないかもしれませんが)
まあトランプ大統領のような予測不可能な型破りリーダーは過去にはいなかったから、
この先どのようなハプニングがおきるか予断を許しませんよねぇ。


過去10年間の米国の主なインデックス指数の対・前月騰落状況
S&P500の過去10年間の12月相場は前月に対して上昇が 6回、下落 4回
NASDAQも同じく上昇 6回、下落 4回という結果でした。


通常、12月相場はネガティブな出来事がおきなければ、比較的株価は堅調に推移することが多いと思いますが、この10年においては勝率は6割なんですね。
ちなみに、私運用結果においてもやはり 6割の勝率でした。
下落した年は2008年(リーマンショック)、2009年、2014年、2015年(チャイナショック)ということでした。
さて、今年はどうなるかな・・・・・?


地政学リスクが増幅
イギリスのEU離脱合意の行方、フランスの反マクロンデモの過激化、EUでの中心的なドイツでのメルケル首相の指導力失墜とドイツ銀行のパナマ文書問題、中国との通商交渉の90日期限の問題や北朝鮮のミサイル開発継続問題など、これほど問題が積み重なった年はないような気がします。
まさに八方ふさがりの状態ですね。
とにかく、近年にない厳しい年末のような気がしています。
本当ならキャッシュに戻してしばらく静観を決めるのが最良の策のような気がします。
人間は感情に支配されやすいのです。
なかなか理性で分かっていても感情に流されて決断できないことが多くあります。
そのためにも、明確なルールが必要だと思います。


特に、私のような年齢になると後がないので、失敗は決して許されません。
2001年や2008年のような失敗はまだ時間というチャンスがあったからよかったけれど
これからはそんなわけにはいきません。
失敗したら、挽回のチャンスはもう残されていないのです。
従って自分に課したルールに従い粛々とすすめていきます。



若い投資家の方たちには大きなチャンスがあります、
冒険をする余裕もあります。
何気なく過ごしていますが、時間はなによりの貴重な財産です。
若いうちから始めれば、投資による複利の利益は時間とともにどんどん増幅されます。
その力は計り知れません。
「人類にとって最大の発明は複利である」・・・・・アインシュタイン
若いうちに楽しい時間を過ごすためにお金を惜しまず使うこともそれぞれの考え方でしょうが、今は人生100年の時代です。
大切な自分の時間を有効に使うことを真剣に考えてみることも大切なことでは・・・・・・・

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