個別株の長期投資は難しい

昨日のマーケットはは小動きでNASDQとS&P500は下落、DAWは続伸でした。少し落ち着き始めたかな

         好調だったけど、引けにかけて上げ幅を縮小

12月になって、かなりボラティリティーの高い相場が続いていますが、この後はどうでしょうか。
10月の月間下落率はリーマンショック以来の大きさでしたが、11月になって多少持ち直してくれたので「ホッ」としました」が、
しかし、12月になってまた変動の大きな相場展開が続いており、精神衛生上よくないですね・・・( ^)o(^ )


今日は持株の保有状況からタイトルにあるように「長期投資について」少し考えてみたいと思います。
私は、2015年の9月から米国株にチャレンジを始めましたが、それまでは2003年からずっと中国株一本の保有でやってきました。
しかし2015年6月頃から急激に株価が下落、その原因は中国でのA株暴落、8月の人民元の切り下げが株価下落の重しになったこと、リーマンショック後の世界景気の立て直しの牽引役となった4兆元規模の景気刺激策の反動が急激に表面化したためでした。
止む無く、一銘柄を残して中国は撤退、米国に渡りました。
翌、2016年においても1月~3月 チャイナショック 6月ブレグジット 、など世界景気の後退を懸念してインデックスのプットETF(QID、PSQ、EPV)に比重を高めたことが失敗に結び付きました。・・・・・・・・これはとてもマズかった !
振り返ると失敗ばかりのような気がします。
ブログを書くことで、自分がおこなってきたことをあらためて振り返り新たな発見ができます。
さて

個別株よりETFが長期投資に最適であるわけ

「VTI」を最初に買い付けたのは2016年の12月に116.25$でした。
その後NISA口座で、手数料がかからないため配当金が出たら少しづつ買い足していきました。ほぼ二年が経過して136$程ですので17%ほどの上昇でしょうか。
この上昇率はS&P500と同じです(今年のS&Pは12/12段階で前年比 99.2%と昨年割れ)
「QQQ」を買い付けたのは2017年6月で 139$でした。で、今は165$ですので19%上昇です。「QQQ」は「NASDAQ100指数」に連動しているので変動幅が大きいのですが、中期的に見ればVTIとあまり変わりませんね。
但し、分配率は違いますからトータルで見たらVTIに分がありますかねぇ。


これらの銘柄は全く売却を考えたことがありません。多分この先よほどのことがない限り売らないんじゃないかな。

2018年10月の売却については売却ルールに抵触したための売却ですが、私は今年になってから売却のルールを二つ決めました。
1つは、買い付け価格から10%下落したら売却する。
もう1つは52週高値から12%~15%下落したらです。
今回売却した銘柄は2番目のルールに抵触したためです。
下落売却のルールが少し厳しいかもしれませんが、過去の失敗の教訓から決めました。
どこかで線引きしないとどうしても固執してしまって判断が手遅れになってしまうのからです。


というように、ルールを決めてリスクを回避できるようにしているため、個別株はどうしても長期での保有がむづかしくなります。
どんな素晴らしい銘柄でも、市場に絶対がないのと同じで永久に上がり続けることはありません。特に現在のように、将来の成長を読み込んで株価が決定しているため、企業業績が多少良くても市場予想(プロの投資家たち)の予想を下回れば「×」株価は下落してしまいます。
そう考えると株価(市場)は神の手ならぬ「プロの投資家」の思惑の中で動いているということが言えると思います。
従って、その指標である指数連動ETFを長期で保有。個別株は短期で捉えて「自分の情報収集能力」や「感と度胸」を試すつもりで向き合うといいかもしれません。


では、よい投資をお楽しみください。

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